お知らせ
2018.09.28
施工レポート
「丸櫻の家」の建具
建具は部屋の構成・空間の印象に大きく関わる要素の一つです。
現代の住宅における建具は、大きく分けて、
「メーカーの既製品」と「職人につくってもらう特注品」の2種類あります。
それこそ、和室が多かった昔の家では、家のほとんどの建具を職人につくってもらっていました。一方、現代では、メーカの工場生産が主流になり、施工性・コストなどの面から、メーカーの既製品ドア・引戸を使用することが主流になっています。
丸櫻の家では、既製品と特注品の建具を使い分けることを心掛けています。
水廻りや寝室などのプライベートなエリアには、使い勝手が良く、
経済的な既製品を。
リビングや玄関ホールなどの見せ場のエリアには、
その空間にあったオリジナルの特注品を。
といったように、お客様へご提案をしています。
写真は、建具屋さんの作業場の様子です。
せっかく職人さんにオリジナルの建具をつくってもらうのですから、
ありふれたデザインというよりも、その空間に適した特徴的なデザインにしたいと思っています。
建具職人の技術と経験と、自分のデザインの感性が上手く組み合わさり、
新たな建具が完成した際の喜びは格別なものがありますし、
お客様のみなさまからも好評頂いています。
家と同じで、やっぱりオンリーワンのものには、
特別な愛着が湧くものなのだと思います。