新興住宅地の一画が敷地。
新興住宅地特有の区割りや壁面制限の影響で、周りには、似た大きさの土地に総２階の建物が同じような配置で建ち並んでいます。計画地もそれは避けられない条件でした。
総２階となるものの、総２階の良さ・らしさを最大限引き出す仕掛けを施し、ポジティブな建ち方を実現しました。

外壁は、お客様こだわりのタイル貼。
窓廻りの縦平役物のタイルをなくし、一種類【mono：単一】のタイルで貼りきり、
全体をモノクロカラーとし、窓の形と配置を整え、
こだわりのタイルがすっきりはっきりと見えるように工夫しました。

内部は、行き止まりのない回遊性のあるプランとし、
総２階ならではのコンパクトで使い勝手のよい動線計画としています。

構造木材はPFウッド（JAS構造材）を使用し、一本一本を構造計算によって安全性を確認しています。イノスの中でも高水準の高断熱・高気密住宅「ENETOMOの家」仕様です。

コンパクトなボリュームのポテンシャルを最大限引き出し、デザイン・性能ともたくさんのこだわりを詰め込みました。